師走に入り異常な暖かい日が続いていましたが、本日は冷たい北風が吹く初冬の日となりました。
今年最後の作業は、蕎麦の脱穀作業で、唐箕(とうみ)にかけて、実を取り出しました。ただ不作で、どのくらい実が入っていて、粉にできるか少々不安です。あとは物置等を片付け、道具類の整理整頓を行いました。
さて今年も、本日で農作業は終了です。1年間、棚田に人が毎週集い、棚田でいろいろな作物を育て、収穫を楽しみ、棚田の維持・保全を行ってきました。来年も、しっかりと棚田を守っていきたいと思います。
最後は、棚田で収穫した野菜類の「棚田なべ」と「鉄板焼き」で焼き肉、五平餅を楽しみました。コロナ続きで、鉄板使用は、4年ぶりでしたが、ゴシゴシ鉄板を洗って復活させ、とても美味しくいただきました。
今年も1年、室沢棚田に感謝、皆さんへ感謝、ありがとうございました。
(※12/30に恒例の行事「餅つき」を行います!)
本日は、営農作業というよりは、農地等の保全活動です。
実際の作付けは、田・畑あわせて、多く見積もっても4反(40a)くらいですが、実は約1.2ha(120a)の農地を借り受けて管理しています。今日は、普段、作付けていない農地を耕耘したり、畦の草刈りなどを行いました。また、合わせて、ビニルハウスの補修を行いました。このようの作業も、棚田を守っていくためには、重要な作業です。
あと、収穫した蕎麦の実を分ける作業を行いました。今年は天候不順で、実が空のものが多く、そば粉にならないかもです。12月ですが、半袖になれるくらい暖かい日でした。次週は、棚田鍋の炊き出しを行います!
先週、洗って干しておいた大根を、漬物樽へ仕込みを行いました。
2週間ほどで、水分が上がってきて、食べ頃になります。
ご飯のお伴、箸休めてして楽しみです。
あと、知り合いの方から、杵と臼を譲っていただきました。年末の餅つきでデビューです。
末永く、大切に使っていきましょう!
本日は、楽しい「収穫祭」です。コロナ明けもあり、地元の方々も大勢、足を運んでいただき、盛大に開催できました。
久々に、ここの棚田保全実行委員会の旧役員(=現在・顧問)の方々も多く参加いただき、皆さんのお顔をうかがえて、本当に良かったと思います。棚田で採れた作物を使った数々の料理、餅つき、和太鼓の演奏等々、本当に盛り上がりました。
収穫祭で集えるのも、棚田の魅力あってのこと。それは、棚田を陰で守ってきた・あるいは現在、守っている人々の努力があります。そのことに、しっかりと思いをはせ、感謝したいと思います!
担当スタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
(※作業用に三脚を調達しました。)
先週に続き、タマネギ苗の植え付けです。先週からあわせて約4,000本を植えました。来年の初夏頃の収穫が今から、とても楽しみです。
あと、一部、サツマイモを貯蔵しました。追熟するかな?忘れずに、掘り出して食べましょう!
いよいよ秋恒例の玉ねぎの植え付け開始です。
今日は赤玉ねぎの苗を500本と早生の玉ねぎの苗を1000本を植え付けました。
来週は普通の玉ねぎの苗を2500本植え付ける予定です。
考えただけで腰が痛くなります。
今年は10月の終わりだというのに暑い日が続いています。
また、今年は雨が少なくなっており、里芋の生育が良くありませんでした。
このため、里芋を、全部、掘りあげてしまいました。
2週連続して土日の作業ですが、本日は、共同菜園の夏野菜類の後片付けを行いました。
収穫後の残渣や作物を吊していた支柱類の片付け、地面のマルチ剥ぎ取りなどを行いました。マルチは、便利だし、地温確保や雑草防止に効果がありますが、後片付けは大変です。
ビニル製(化学由来)であるため、土壌に残さず、キレイに剥ぎ取りました。次週は、堆肥撒きや耕耘して、冬野菜の作付け準備です。
北風が強く吹く季節になり、物置小屋の屋根が剥がれ出したため、修繕が必要です。一応、石(重し)を載せて応急処置しましたが、他の施設類も修繕が必要で、計画的に進めていかないとです。今年も年末まで、いろいろな作業を進めま~す。
先週かりとった稲(うるち米、もち米)を脱穀機にかけ、精米作業を行いました。
今夏は猛暑だったため、全国多くの地域で、胴割れ米、未熟粒、白濁米等の報告がありますが、ここ室沢のお米は、なんとか無事に育ったようです。(精米結果は、今後、掲載します)
あと、残っていた稲(雑穀米)の刈取り作業を行いました。夕方までかかってしまい、さすがに暗がりの中、北風が吹き、寒い中での作業であいたが、無事、今年の全ての稲が刈り取れました。
天気予報通り大雨です。先週、準備したとおり秋冬野菜の種まきを行いました。
そして今回は、イチゴ苗も植えてみました。非常に楽しみです!
野菜が育ち、ハウスの外の白菜等も含めて、冬の鍋料理が、いまから楽しみで~す。
当初、明日の日曜日(10/15)に稲を刈る予定でしたが、明日の天気予報が大雨のため、1日前倒して稲刈りを行いました。
急きょの予定変更、緊急招集でしたので、人数が少なく大変でしたが、途中、機械(バインダー)を追加して2台体制となったので、なんとか、お昼過ぎには全て刈りきりました。
猛暑の影響で、少し育ちすぎ、かつ、稲の水分量も少ないため、天日干しもほどほどに、脱穀を行わなければなりません。つくづく、農業は自然に左右されること、その面白さを感じながらの稲刈り作業でした。
そして、稲を刈って、はざかけ(地域によっていろいろな表現あり)が終わり、天日干しの稲の姿を見ると、充実感が湧き上がるのは、瑞穂の国、日本人の心ですね!
秋冬野菜のため、ハウス内の作付け準備を行いました。ハウス内を片付け、草を刈り、トラクターを搬入して、耕耘しました。これで、次週は種まきを行います。
寒い冬場でも、野菜類が食べられることは、ありがたいです。ハウスに感謝です!
台風13号が、他県では大きな被害をもたらしましたが、ここ群馬県では、通常の大雨程度で済みました。台風一過で、蒸し暑く、大気も不安定な様子です。
本日は、そば、大根の種まきを行いました。秋冬を目指した作付けの始まりです。
そばは、昨年収穫したものから、一部、種として残したものを蒔きました。厚蒔き(密集)にして、雑草に備えます。大根は、漬物用も含めて、数種の種を蒔きました。
ところで、今年は異常な暑さが続き、稲の生長も早い用です。稲刈りが、例年より早まりそうです!
今年の夏は雨が降らず、毎日、記録的な暑さが続いています。
そういう中でも夏野菜は順調に育っています。
今日も、ニラ、モロヘイヤ、大葉、茄子、白茄子、ゴーヤ、きゅうり、大玉トマト、ミニトマト、インゲン、福耳とうがらし、ピーマン、パプリカが収穫できました。
きゅうりは、そろそろ終わりに近づいてきたので、新しい苗を植え付けました。
茄子も翡翠茄子の苗を植え付けてみました。
また、雑草に埋もれていた落花生を太陽の光が当たるようにしました。
日曜日は、通常の畑作業の日ですが、草刈りは欠かせません。
収穫作業と平行して、草刈りも進めました。
農薬類を使用していないため、雑草との長い勝負の日々です。
お昼前に、背後の赤城山の方から、積乱雲が迫ってきたので、
少し早めに、作業を切り上げました。
今年は、例年にも増して暑い夏が続き、雑草の伸びや勢いがスゴイです。
秋冬野菜の種まきの時期に入りますが少し様子見です。
恒例の「流しそーめん」です。年間を通じて楽しみな1日のひとつです。
流しの樋(とい)を作るので、早朝6:30から作業開始です。
先ずは、近隣へ竹を取りに行きます。太い竹を選んで、3本ほど提供いただきました。
次に、加工して、樋を作ります。そして、組み立てて完成です。
畑で採れた新鮮な野菜類を、その場で天ぷらにして、流しそーめんといっしょに食べました。
夏の涼を感じながら、大地の味覚を味わえる、本当に最高の1日でした!
梅雨明けして、盛夏となりました。
夏野菜も、すくすく元気です。今日は、作業の合間の涼をとる時に、ここ室沢棚田産のスイカを食べました。ほどよく甘みもあり、疲れを癒やしてくれました。
栽培しているマクワウリ(割れた)に、カブトムシが群れていました。
冬の鍋ものに備えて、ネギ苗を植えました。
棚田の作戦ボード(看板)も作成し、今後、作業管理をするときに活用していきます。
再来週(8/6)には、恒例の流しそーめんを予定していま~す。
ここ室沢の棚田では、発足した10数年前から、地元自治会の育成会と連携して、毎年「生き物調査」を行っています。棚田の環境の豊かさを確認するため、採取した生物を指標として、毎年の変化を確認するものです。
さて、前日にまとまった降雨があり、水路の水量が多かったため、魚類はおそらく、よどみに避難してしまい、採取できませんでしたが、サワガニ、ヤゴ、しじみ貝、各種水生昆虫が捕れました。サワガニは毎年、採れるので、ここ棚田の水がキレイな証拠です。ただ、周辺も耕作放棄地が増えており、今後、生き物たちの生息には懸念です。また、ここ室沢の棚田の保全を考える上で、今日の採取の結果を参考に、いろいろ議論・検討できればと思います。
最近、ここ棚田周辺では、猛禽類の姿も頻繁に見られ、棚田が餌場の提供等、周辺の山林・森林とも、生物多様性の中で、連携している様子がうかがえました。
農業の活動あっての、棚田及び周辺環境の保全です。これからも、未来へ向けて活動を続けていきます!よろしくお願いします!!!
この土日は、梅雨末期で雑草の繁茂が激しいため、7/1(土)は有志を募り、早朝の草刈り作業を、そして通常の7/2(日)は、通常の農作業を行いました。
背丈を超える草むらの草刈りでは、鳥の巣を見つけました。巣の中では、幼鳥が育っていました。蒸し暑い中、夏野菜がいろいろ採れました。草木の間では、スイカがすくすく育っていました。あと、新たな農地(筆)に、水を引くため、手作りの水管橋(すいかんきょう)を作り、水を引きました。農業土木の技術の体現です。(感服です!)ただ、おそらく十数年ぶりの「かんがい」であったため、水田に水を入れたところ、至る所から漏水があり、水が溜まりませんでした。これは、来年度に向けて水が溜まるように手直しできればと思います。
田んぼでは、苗が、順調に根付き育っていました。